2011年9月3日土曜日

福貴野の滝(ふきののたき)

福貴野の滝は別名「竜泉寺の滝」、「裏見の滝」とも呼ばれ、落差63m。東椎屋、西椎屋の滝とともに「宇佐の三滝」のひとつです。名前のとおり、滝の裏にまわることもできるそうです。

場所 大分県宇佐市安心院町福貴野


駐車場は広く、無料です。トイレもあります。
駐車場から展望台までは、歩いて10分弱ほどで行くことができます。
 道路は舗装され、ところどころに看板もあり迷うことはなさそうです。
 道中モミジもあり、秋には紅葉で色づきそうです。



 途中にある竜泉寺跡では案山子や看板が出迎えてくれます。



 階段を下りてゆき、展望台へと向かいます。
展望台が見えてきます。このときは8月の初旬。時刻は夕方の6時ちょっとすぎで、周囲はヒグラシの声でいっぱいです。

展望台のすぐしたは広場になっています

















渡辺重春(わたなべしげはる)の句碑が展望所の下にあります。
「水上の水は水とも見えながら 落つるは雲と烟なりけり」

渡辺重春(1831~1890)は国学者。中津藩が江戸時代に設立した藩校である進脩館(しんしゅうかん)に明治4(1871)年、教授として就任した。明治23(1890)年5月9日死去。


滝壺近くになると、後ろの岩壁の色がちがっていますが、ここのあたりの岩は成層集塊岩(せいそうしゅうかいがん)だそうです。また、上部は新耶馬溶岩(しんやばようがん)ということです。つまり、「火山の噴出物が溜まっている上に、溶岩が流れ込んできた」ということのようです。
滝壺までは行きませんでしたが、「滝壺は朝日が差し込む位置にあり、朝には日光が滝壺に落ちた水の飛沫に反射して、無数の小さな虹が次々に現れる幻想的な景観を呈する」のだそうです。



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